初めて彼らの楽曲を聴いたのは、10年も前のこと。
年齢を重ねるうちにどこかに落としたり、
捨ててしまったり、仕舞い込んでしまったり、そういう何かが心の中で甦るような音楽だった。
その感触は、今でも変わらない。
僕がLOST IN TIMEを好きなのは、そういうところだ。
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
年齢を重ねるうちにどこかに落としたり、
捨ててしまったり、仕舞い込んでしまったり、そういう何かが心の中で甦るような音楽だった。
その感触は、今でも変わらない。
僕がLOST IN TIMEを好きなのは、そういうところだ。
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
LOST IN TIMEそして海北くんとの付き合いも、たぶん10年は経っていますが、
その長い間を経て思うのは、LOST IN TIMEは常に何かを問うているイメージがあります。
何かというのは、明確な何かではなくて、もう読んでそのまま「何か」
分からない「何か」を答えの出ないままに問い続けているイメージです。
そして、新作LIFE IS WONDERを聴くと、やはり「何か」を問うているLOST IN TIMEが居ると感じました。
その問い続けている姿自体が、長い旅を重ねる間に物語となっているので、
このバンドは魅力的なんだと思います。
「歩く速度とその矛盾」が僕は好きです。
ナカヤマシンペイ(ストレイテナー / another sunnyday)
その長い間を経て思うのは、LOST IN TIMEは常に何かを問うているイメージがあります。
何かというのは、明確な何かではなくて、もう読んでそのまま「何か」
分からない「何か」を答えの出ないままに問い続けているイメージです。
そして、新作LIFE IS WONDERを聴くと、やはり「何か」を問うているLOST IN TIMEが居ると感じました。
その問い続けている姿自体が、長い旅を重ねる間に物語となっているので、
このバンドは魅力的なんだと思います。
「歩く速度とその矛盾」が僕は好きです。
ナカヤマシンペイ(ストレイテナー / another sunnyday)
LOST IN TIME の新しいアルバムを聴いた。
いつのまにか、「冬空と君の手」というCDに出会った時から今までの出来事を思い返しながら聴いていた。
僕みたいなやつでも、いっちょまえに色んなことがあった。
いいこともわるいこともたのしいこともかなしいこともうれしいこともくやしいことも、あった。
これからだってたくさんの不安があるのに、本当はその真ん中に希望みたいなもんをもってる僕たちこそ、不可思議だなぁ。
そう思わせてくれたこのアルバムのタイトルは、
「LIFE IS WONDER」
だからこそおもしろいんですね。
ずっと大好きなLOST IN TIME。はっきり言って今がいちばん好きです。
はやく、ライブで聴きたいな!!!!!!!!
柿澤秀吉(秀吉)
いつのまにか、「冬空と君の手」というCDに出会った時から今までの出来事を思い返しながら聴いていた。
僕みたいなやつでも、いっちょまえに色んなことがあった。
いいこともわるいこともたのしいこともかなしいこともうれしいこともくやしいことも、あった。
これからだってたくさんの不安があるのに、本当はその真ん中に希望みたいなもんをもってる僕たちこそ、不可思議だなぁ。
そう思わせてくれたこのアルバムのタイトルは、
「LIFE IS WONDER」
だからこそおもしろいんですね。
ずっと大好きなLOST IN TIME。はっきり言って今がいちばん好きです。
はやく、ライブで聴きたいな!!!!!!!!
柿澤秀吉(秀吉)
胸の奥の手の届かないところにある大きな水溜り。
LOST IN TIMEの音楽は、そこに波紋を描いたり、浮かび上がった感情を掬い取ってくれたりする。
日々に透明のままではいられなくなったその水溜りは、きっともう元には戻らないんだけど。
その中でしか導き出せない答えと、展望。希望も後悔も渇望も、間違いなく自分の今の形だと示してくれる。
この音楽は、不可思議で素晴らしくて優しい日々。そこに描かれた波紋に揺れる感情をもう一度掬い取って見つめるチャンス。そのもの。
渋谷龍太(SUPER BEAVER)
LOST IN TIMEの音楽は、そこに波紋を描いたり、浮かび上がった感情を掬い取ってくれたりする。
日々に透明のままではいられなくなったその水溜りは、きっともう元には戻らないんだけど。
その中でしか導き出せない答えと、展望。希望も後悔も渇望も、間違いなく自分の今の形だと示してくれる。
この音楽は、不可思議で素晴らしくて優しい日々。そこに描かれた波紋に揺れる感情をもう一度掬い取って見つめるチャンス。そのもの。
渋谷龍太(SUPER BEAVER)
数年前まで、LOST IN TIMEは完全に”あちら”側にいた人たちだった。
僕たちはその言葉に、声に、メロディに、バンドに憧れ続け
僕たちはその言葉に、声に、メロディに、バンドに鼓舞されてきた。
数年前、LOST IN TIMEと初めて対バンをした。
僕たちはその言葉に、声に、メロディに、人間に憧れ続けていた。
僕たちをその言葉や、声や、メロディや、人間は更に鼓舞してくれた。
数十日前、LOST IN TIMEと久しぶりに対バンをした。
僕たちはその言葉と、声と、メロディと、バンドと同じように
精一杯生きてきたことを実感した。泣いた。とにかく泣いた。
まさに『LIFE IS WONDER』であった瞬間だった。
だからだと思う。LOST IN TIMEの歌が僕たちの人生と密接なのは。
『ジャーニー』 まだまだ共に旅させて頂たいです。先は、わからずとも。
柳沢亮太(SUPER BEAVER)
僕たちはその言葉に、声に、メロディに、バンドに憧れ続け
僕たちはその言葉に、声に、メロディに、バンドに鼓舞されてきた。
数年前、LOST IN TIMEと初めて対バンをした。
僕たちはその言葉に、声に、メロディに、人間に憧れ続けていた。
僕たちをその言葉や、声や、メロディや、人間は更に鼓舞してくれた。
数十日前、LOST IN TIMEと久しぶりに対バンをした。
僕たちはその言葉と、声と、メロディと、バンドと同じように
精一杯生きてきたことを実感した。泣いた。とにかく泣いた。
まさに『LIFE IS WONDER』であった瞬間だった。
だからだと思う。LOST IN TIMEの歌が僕たちの人生と密接なのは。
『ジャーニー』 まだまだ共に旅させて頂たいです。先は、わからずとも。
柳沢亮太(SUPER BEAVER)
LOST IN TIMEが
今日に疲れても、昨日を、明日を、歌ってくれる。
失くしても、見付ければ良いと歌ってくれる。
立ち止まっても、旅を始めようと歌ってくれる。
そして、平凡な日常に尚も人生は不可思議だと歌ってくれる。
僕は毎回新作が一番好きです。
例に漏れず今回もそれは更新されました。
猪狩翔一(tacica)
今日に疲れても、昨日を、明日を、歌ってくれる。
失くしても、見付ければ良いと歌ってくれる。
立ち止まっても、旅を始めようと歌ってくれる。
そして、平凡な日常に尚も人生は不可思議だと歌ってくれる。
僕は毎回新作が一番好きです。
例に漏れず今回もそれは更新されました。
猪狩翔一(tacica)
一つ一つがあまりにも繊細なので、耳の穴をどうやったら目のように広げる事が出来るのか考えてしまいました。
耳と心を澄まして大切に聴いてください。
黒田洋俊(te’ )
耳と心を澄まして大切に聴いてください。
黒田洋俊(te’ )
実はまだまだLOST IN TIMEとは関係は薄くて、でも俺個人は海北君と同じ歳って事から仲良くなって、色々なところで会うようになってきた。
以前『30』という唄で個人的にTwitterやFacebookで呟いた事があった。ふと開いたYouTubeで見つけて聴いた。その時は自分自身を見つめ直す期間で、メンタル的に、ボールの動きみたく跳ねてはいるけど段々力が弱くなって転がっている状態に近い時で惰性化してる自分をどう慰めるかばかり考えていたんだ。
これでいいのか、これでいくのか、そんなモヤモヤが取り巻く中で出会った。救われた。泣いた。
音楽で勝手に深読みして世界を作って入り込んで、そこを旅する感覚はもしかしたら皆がしている事なのかも知れないけど、LOST IN TIMEの世界はそれを無理して作り出すというより、曲を聴く時に既にその世界のドアノブを掴んでる。流れるならば、もうそこは自分自身の根っこの部分だったりする。
皆が言い出せない、言い表せない感情の代弁者、LOST IN TIMEの新しいアルバム『LIFE IS WONDER』。今日もありがとう。
KIKU(OVER ARM THROW)
以前『30』という唄で個人的にTwitterやFacebookで呟いた事があった。ふと開いたYouTubeで見つけて聴いた。その時は自分自身を見つめ直す期間で、メンタル的に、ボールの動きみたく跳ねてはいるけど段々力が弱くなって転がっている状態に近い時で惰性化してる自分をどう慰めるかばかり考えていたんだ。
これでいいのか、これでいくのか、そんなモヤモヤが取り巻く中で出会った。救われた。泣いた。
音楽で勝手に深読みして世界を作って入り込んで、そこを旅する感覚はもしかしたら皆がしている事なのかも知れないけど、LOST IN TIMEの世界はそれを無理して作り出すというより、曲を聴く時に既にその世界のドアノブを掴んでる。流れるならば、もうそこは自分自身の根っこの部分だったりする。
皆が言い出せない、言い表せない感情の代弁者、LOST IN TIMEの新しいアルバム『LIFE IS WONDER』。今日もありがとう。
KIKU(OVER ARM THROW)
LOST IN TIMEの歌にはいつも胸を掻きむしられる。
海北の歌詞は心に刺さって抜けなくなる。
今回のアルバムの曲達の中で一番僕の心に刺さったのは、コップの砂。
ギターが描く情景と一緒に刺さってしまって抜けなくて切ない。
どんな人だったっけ、僕は?
今そんな気持ちです(笑)
いつも良い音楽ありがとう。
SUGA(dustbox)
海北の歌詞は心に刺さって抜けなくなる。
今回のアルバムの曲達の中で一番僕の心に刺さったのは、コップの砂。
ギターが描く情景と一緒に刺さってしまって抜けなくて切ない。
どんな人だったっけ、僕は?
今そんな気持ちです(笑)
いつも良い音楽ありがとう。
SUGA(dustbox)
「LIFE IS WONDER」を聴いている。しかし「冬空と君の手」から比べて本当にお互い年を取ったもんだなと思うくらい深みがありますな。うんうん。背伸び感が無い。大人の色気を感じる。でも何より今作は歌詞に出てくる「明日」「未来」「これから」などの言葉からタイトル通りに生命を感じるの。今まで以上に。なんかね、先を見ている気がするの。優しくゆっくりと背中を押されてる感じ。今なら大ちゃんの深酒にも付き合えるかな(笑)。そんな素敵な作品。これから後ろ向きになりそうになったらこれを聞いて心身をリセットしよう。そうしよう。
RYOSUKE(FUCK YOU HEROES,HARDCORE FANCLUB)
RYOSUKE(FUCK YOU HEROES,HARDCORE FANCLUB)
僕がLOST IN TIMEのみなさんと出会ってもう8年くらい経つかと思います。当時、”夕暮れ時をドライブして黄昏れること”を、女子たちは「LOST IN TIME」と呼んでいたそうです。海北さんの声はあの頃と比べ衰えるどころか、どんどん若々しく、キラキラ輝きを増していっている。これは僕の耳がおかしいのではなく、海北さん、源さん、三井さん、みなさんがそれだけ素敵な人間であることの証明であると思うのです。もっと言うと、世界に溢れているどんな些細な素敵も、見逃さず素敵だと感じられる。そうゆう素敵な人たちなんだと思うのです。ちょっと素敵って言い過ぎたんで、あとはただ黙ってこの『LIFE IS WONDER』を聴いて酔いしれたいと思います。音楽は言葉にし過ぎるともったいない。
谷川正憲(UNCHAIN)
谷川正憲(UNCHAIN)
なんだろ、良いメロディと良い歌詞良い演奏があればそれでいいじゃないか、ってのを改めて教わった感じ。
で、今回のアルバム、よくトリオ編成でこのサウンドを出せたなって驚いた。三人の出す音ひとつひとつが「そこになくてはならない音」だ。個人的にロストの曲は「空気」のようだと思ってる。普段あるモノ、けどそれがなきゃダメっていう透き通った存在っていうのかな。今回も存在感のある透き通った楽曲群がそっとそばに、時に肩に手をまわしてくれるよう。その手も優しかったり力強かったり、っていうか。名盤。
TOMOTOMOclub(The Beaches)
で、今回のアルバム、よくトリオ編成でこのサウンドを出せたなって驚いた。三人の出す音ひとつひとつが「そこになくてはならない音」だ。個人的にロストの曲は「空気」のようだと思ってる。普段あるモノ、けどそれがなきゃダメっていう透き通った存在っていうのかな。今回も存在感のある透き通った楽曲群がそっとそばに、時に肩に手をまわしてくれるよう。その手も優しかったり力強かったり、っていうか。名盤。
TOMOTOMOclub(The Beaches)
「LOST IN TIMEは、海北くんの歌は、まさに「普遍的」な存在だ。いつでも僕らの日々の生活で沸き上がる感情と共にゆらいでくれる。寄り添ってくれる。そして、LOST IN TIMEはいつだってLOST IN TIMEだ。変わりがないし、いない。LOST IN TIMEじゃなきゃいけない。そういう「選ばれたバンドが確かさで鳴らす」名盤です。」
大平伸正(ghostnote)
大平伸正(ghostnote)
この『LIFE IS WONDER』を聴く前に、思い立って彼等の1stシングル『群青』を聴いた。
海北大輔という永遠の青年は歳を取らない。年輪を重ねながらも青年のままでいる。
何かを続ける事は物事の裏側を見てしまう事でもある。大概はスレてしまうんだ。
音楽が好きで音楽だけが側にあればいいと思っていても。
それを大人って言う人もいる。
どうやら円熟する為には酸いも甘いも噛み分けなくちゃならないみたいだ。
そうして当初の新鮮な輝きは失い、過去の焼き直しを繰り返す様になる。
青臭いままじゃ駄目かな?いつもそう思う。
30代を迎えても、理想や葛藤を抱えたままじゃ笑われるかな?
悩める事で円熟するミュージシャンが一人くらいいてもいいんじゃないかと思う。
LOST IN TIMEはそれが許される唯一のバンド。
叫んだ時にしゃがれる海北大輔の声は変わらない。
普段、必死に隠してる無防備な場所を鷲掴みにされてしまう。
声を抑えた時に自然と揺れるあの細かい独特のビブラートがとても好きだ。
この人にしか歌えない歌なんだなって思えるから。
旅を続ける事で、きっと唄うたいは一回りも二回りも大きくなる。
LOST IN TIME以外にもソロとして、全国を廻った。
もう一度『群青』を聴き直して、改めてこのアルバムを聴いてみる。
青臭さに強靭さが備わっている。迷いなく迷っている。
やっと分かった。青年は青年のまま強くなったのだ。
原点回帰ではなく、変わらない事、変わりたくない事を確信を持って歌っている。
色んな歳の取り方があって、色んな事が一周して、なんだか素敵だな、と思う。
LIFE IS WONDER。
紆余曲折あった三人の青年が辿り着いた境地の入口。
いいね。すごくいいよ。
奈部川光義(ATATA)
海北大輔という永遠の青年は歳を取らない。年輪を重ねながらも青年のままでいる。
何かを続ける事は物事の裏側を見てしまう事でもある。大概はスレてしまうんだ。
音楽が好きで音楽だけが側にあればいいと思っていても。
それを大人って言う人もいる。
どうやら円熟する為には酸いも甘いも噛み分けなくちゃならないみたいだ。
そうして当初の新鮮な輝きは失い、過去の焼き直しを繰り返す様になる。
青臭いままじゃ駄目かな?いつもそう思う。
30代を迎えても、理想や葛藤を抱えたままじゃ笑われるかな?
悩める事で円熟するミュージシャンが一人くらいいてもいいんじゃないかと思う。
LOST IN TIMEはそれが許される唯一のバンド。
叫んだ時にしゃがれる海北大輔の声は変わらない。
普段、必死に隠してる無防備な場所を鷲掴みにされてしまう。
声を抑えた時に自然と揺れるあの細かい独特のビブラートがとても好きだ。
この人にしか歌えない歌なんだなって思えるから。
旅を続ける事で、きっと唄うたいは一回りも二回りも大きくなる。
LOST IN TIME以外にもソロとして、全国を廻った。
もう一度『群青』を聴き直して、改めてこのアルバムを聴いてみる。
青臭さに強靭さが備わっている。迷いなく迷っている。
やっと分かった。青年は青年のまま強くなったのだ。
原点回帰ではなく、変わらない事、変わりたくない事を確信を持って歌っている。
色んな歳の取り方があって、色んな事が一周して、なんだか素敵だな、と思う。
LIFE IS WONDER。
紆余曲折あった三人の青年が辿り着いた境地の入口。
いいね。すごくいいよ。
奈部川光義(ATATA)
LOST IN TIMEと
遠征に出掛けたある日、
ステージ袖からライブを見ていた時のこと。
ライブが終わり、
三人がステージ袖に帰ってきて、
開口一番に海北さんが
「大丈夫だったかな。
あれでよかったのかな。」
と繰り返し呟いていた。
確かにあの日は、
フロアが異常に盛り上がっていた訳ではなかったが、
それはどちらかというと静かに
「一曲も聴き逃したくない。」
と見ていた印象で、
誰が見ても不満があるようなライブではなかった。
それでも
あまりにも海北さんが不安げな顔をしていたので、
「外から見ていた感想を
何か言った方がいいのかな?」
と思った。
僕が声を掛けようとしたその矢先、
隣にいた三井さんが
「大丈夫だよ。
伝わってるよ。絶対伝わってる。」
と言った後、
僕の横で源ちゃんも
「うん、そうだよ。
大丈夫、絶対大丈夫。」
としっかりと頷いていて、
そのまま
二人が海北さんの背中を押す様に、
またアンコールでステージへあがっていった。
その後ろ姿を僕は何も言えず、
ただぼんやりと眺めていた。
僕なんかが言うのもおこがましいけど、
今思うとあの光景は
今のLOST IN TIMEに繋がる全てを表していた気がする。
このアルバムを聴きながら、
頭の中にあの夜の三人の姿がずっと浮かんでいた。
それはきっと真っ暗にした
部屋のヘッドフォンからS.E.が流れた瞬間に、
本番前、
彼等のステージ袖でいつも響く
お互いの背中を叩き合う音が聞こえてきたからだと思う。
村上友哉(明日、照らす/さよなら三角)
遠征に出掛けたある日、
ステージ袖からライブを見ていた時のこと。
ライブが終わり、
三人がステージ袖に帰ってきて、
開口一番に海北さんが
「大丈夫だったかな。
あれでよかったのかな。」
と繰り返し呟いていた。
確かにあの日は、
フロアが異常に盛り上がっていた訳ではなかったが、
それはどちらかというと静かに
「一曲も聴き逃したくない。」
と見ていた印象で、
誰が見ても不満があるようなライブではなかった。
それでも
あまりにも海北さんが不安げな顔をしていたので、
「外から見ていた感想を
何か言った方がいいのかな?」
と思った。
僕が声を掛けようとしたその矢先、
隣にいた三井さんが
「大丈夫だよ。
伝わってるよ。絶対伝わってる。」
と言った後、
僕の横で源ちゃんも
「うん、そうだよ。
大丈夫、絶対大丈夫。」
としっかりと頷いていて、
そのまま
二人が海北さんの背中を押す様に、
またアンコールでステージへあがっていった。
その後ろ姿を僕は何も言えず、
ただぼんやりと眺めていた。
僕なんかが言うのもおこがましいけど、
今思うとあの光景は
今のLOST IN TIMEに繋がる全てを表していた気がする。
このアルバムを聴きながら、
頭の中にあの夜の三人の姿がずっと浮かんでいた。
それはきっと真っ暗にした
部屋のヘッドフォンからS.E.が流れた瞬間に、
本番前、
彼等のステージ袖でいつも響く
お互いの背中を叩き合う音が聞こえてきたからだと思う。
村上友哉(明日、照らす/さよなら三角)
旅に出るにあたって鞄にいくつか必要なものを入れる。
コンタクトレンズの洗浄液、着替え。
ノート、小説。
その度にほとんどのものが実は必要ではないことに、気づく。
旅に出る時に必要なものは、それらのものではなく、理由や意思でもなく、
ましてやLOST IN TIMEの新譜でもないということに、気づく。
という気持ちだけを鞄につめる。
値段もつけられないものが必要だなんて、やっぱり笑えるくらいに不思議だ。
金田康平(歌手/THEラブ人間)
コンタクトレンズの洗浄液、着替え。
ノート、小説。
その度にほとんどのものが実は必要ではないことに、気づく。
旅に出る時に必要なものは、それらのものではなく、理由や意思でもなく、
ましてやLOST IN TIMEの新譜でもないということに、気づく。
という気持ちだけを鞄につめる。
値段もつけられないものが必要だなんて、やっぱり笑えるくらいに不思議だ。
金田康平(歌手/THEラブ人間)
思えば彼らは3人で始まって、デビューの時にGt.タケマサが抜けて、新たにGt.えのもっちゃんが加入して、
その後、まさかの5人編成になって、また3人になった。
ずっと貫いてるのは、無作為な「頑張れ」を決して言わない青春ならぬ精神パンクバンド。
「LIFE IS WONDER」彼らの歩んで来た音楽人生にこれほどまでマッチするタイトルも他にないなぁ、と妙にうなずいてしまいました。ロストのみんな、リリースおめでとう。また一緒にライブやろうぜ。あと、「コップの砂」と「週末のワゴン」は名曲だね!
岩崎 慧(セカイイチ)
その後、まさかの5人編成になって、また3人になった。
ずっと貫いてるのは、無作為な「頑張れ」を決して言わない青春ならぬ精神パンクバンド。
「LIFE IS WONDER」彼らの歩んで来た音楽人生にこれほどまでマッチするタイトルも他にないなぁ、と妙にうなずいてしまいました。ロストのみんな、リリースおめでとう。また一緒にライブやろうぜ。あと、「コップの砂」と「週末のワゴン」は名曲だね!
岩崎 慧(セカイイチ)
相変わらずの不器用男っぷり。
でも不器用を器用に鳴らすようになったね。本当に器用に。
それが三十路の強さってか。
相変わらずの青さ。
でも昔とは比べ物にならない深さを持った青。
これが三十路の強さってか。
お互い、不器用男同志
三十路、謳歌しましょうよ。
ほっくん。
本当に良い作品作ったね。これ沢山の人に聴いて欲しいわ。
中田裕二
でも不器用を器用に鳴らすようになったね。本当に器用に。
それが三十路の強さってか。
相変わらずの青さ。
でも昔とは比べ物にならない深さを持った青。
これが三十路の強さってか。
お互い、不器用男同志
三十路、謳歌しましょうよ。
ほっくん。
本当に良い作品作ったね。これ沢山の人に聴いて欲しいわ。
中田裕二
UKFCで演奏した新曲『ジャーニー』を聴いたとき、次のアルバムが素晴らしいものになる事がわかった。
海北さんの歌声は唯一無二で、いつだって感情が揺さぶられる。日本の老若男女全ての人に聴いてもらいたいと勝手に思うぐらいの歌声だ。三井さんのギターはとにかく表情豊かで、あまりに上手でライブを見ていて笑ってしまった事がある。源ちゃんのドラムは力強く、暖かい。人間としての優しさや大きさがそのまま伝わってくる。キャラクターを前面に出すドラムソロは、ドラマーとして憧れる。
三人のアンサンブルは、今の時代の中すごくシンプルで圧倒的なものだ。無駄が無く、物足りなさも無い。それを成立させるバンドの音が新しいアルバムの中で鳴っている。だからこそ他のアーティストと共作した曲たちがまた輝いてる。『歩く速度とその矛盾』『VTR』が個人的に好きです。
アルバムの完成おめでとうございます。これからもCDを聴いて、ライブに行きます。大好きです。
リアド偉武(BIGMAMA)
海北さんの歌声は唯一無二で、いつだって感情が揺さぶられる。日本の老若男女全ての人に聴いてもらいたいと勝手に思うぐらいの歌声だ。三井さんのギターはとにかく表情豊かで、あまりに上手でライブを見ていて笑ってしまった事がある。源ちゃんのドラムは力強く、暖かい。人間としての優しさや大きさがそのまま伝わってくる。キャラクターを前面に出すドラムソロは、ドラマーとして憧れる。
三人のアンサンブルは、今の時代の中すごくシンプルで圧倒的なものだ。無駄が無く、物足りなさも無い。それを成立させるバンドの音が新しいアルバムの中で鳴っている。だからこそ他のアーティストと共作した曲たちがまた輝いてる。『歩く速度とその矛盾』『VTR』が個人的に好きです。
アルバムの完成おめでとうございます。これからもCDを聴いて、ライブに行きます。大好きです。
リアド偉武(BIGMAMA)
僕が初めて海北さんに出会ったのは高校の音楽室。吹奏楽部の練習の時だった。
チューバを吹く海北さんの後ろで、僕はトロンボーンを吹きながら「この人でかいなぁ、でかいなぁ」と、そればっかり思ってた。
どこに居たって頭一個分、人ごみから飛び出してるし、いつも怖そうな友達と一緒だし、怖そうなパンクバンドをやってるし、とにかくすごく目立っていた。
今の海北さんのあの異常にデカい歌声だって、僕は必要以上に納得してしまう。そもそも海北さんという楽器が巨大なんだから。特にあのビブラート。僕はあれを「大海北ビブラート」と呼んでいる。
M11『誰そ彼』で海北さんは「歳をとることも思ってたより悪くないな」と歌っているけれど、後10年生きてもきっと僕より海北さんの方が背がデカい。音楽を続ける上で、非常に目立つ先輩だ。どこに居たって誰からも見つけられる巨大な山だ。僕は常に目標を見失わずにいられるラッキーな後輩なのだ。
お望みとあればいつでも、海北さんの後ろでパンパカパーン、とファンファーレを鳴らしますよ。
『LIFE IS WONDER』完成おめでとう!!!!
渡會将士(FoZZtone)
チューバを吹く海北さんの後ろで、僕はトロンボーンを吹きながら「この人でかいなぁ、でかいなぁ」と、そればっかり思ってた。
どこに居たって頭一個分、人ごみから飛び出してるし、いつも怖そうな友達と一緒だし、怖そうなパンクバンドをやってるし、とにかくすごく目立っていた。
今の海北さんのあの異常にデカい歌声だって、僕は必要以上に納得してしまう。そもそも海北さんという楽器が巨大なんだから。特にあのビブラート。僕はあれを「大海北ビブラート」と呼んでいる。
M11『誰そ彼』で海北さんは「歳をとることも思ってたより悪くないな」と歌っているけれど、後10年生きてもきっと僕より海北さんの方が背がデカい。音楽を続ける上で、非常に目立つ先輩だ。どこに居たって誰からも見つけられる巨大な山だ。僕は常に目標を見失わずにいられるラッキーな後輩なのだ。
お望みとあればいつでも、海北さんの後ろでパンパカパーン、とファンファーレを鳴らしますよ。
『LIFE IS WONDER』完成おめでとう!!!!
渡會将士(FoZZtone)
ギラギラサウンドに海北君の優しい声!
いつの間にか引き寄せられて行くロストサウンド!
これからも創り続け走り続けて下さい!
週末のワゴンの歌詞にグッと来ました!ありがとう!
宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))
いつの間にか引き寄せられて行くロストサウンド!
これからも創り続け走り続けて下さい!
週末のワゴンの歌詞にグッと来ました!ありがとう!
宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))
ロストインタイムの新作ができる度に、何かと自分に照らし合わせる瞬間がある。
それは、同世代のバンドマン達だからなのか、それとも、単純に好きだからなのか。
そして、それは自分にとって大切なカンフル剤のようなものでもあって。
振り幅も広ーくなっていくバンドと、変わらないあいつの唄と。
結局、「好き」ってことっすね。
小田和奏(No Regret Life / spiral-motion)
それは、同世代のバンドマン達だからなのか、それとも、単純に好きだからなのか。
そして、それは自分にとって大切なカンフル剤のようなものでもあって。
振り幅も広ーくなっていくバンドと、変わらないあいつの唄と。
結局、「好き」ってことっすね。
小田和奏(No Regret Life / spiral-motion)
新しいアルバム発売おめでとう。海北くんとは付き合いも長くて、お互い前のバンドから知っている。ライブハウスが遊び場で、ライブハウスで出会った。ライブハウスに集まるやつは偏っているから、形態なんてさほど関係なかった。ジャンルも、人種も、年齢も、性別も越えて称えあったり喧嘩したりしながら遊んでいた。あの当時沢山いたバンドの友達はもうほとんど「バンドの友達」から「バンドをやっていた友達」になった。それでもこうやって少ないけれどまだ「バンドの友達」がいてくれることにやっぱり励まされている。もうやってる音楽のジャンル云々ではないんだ。本気でやってるかそうでないかだ。
俺たちは音楽に救われ、音楽に呪われているからもう救いはそこにしかないのかもしれないね。まぁ俺はまだ逃げられると思っているけど、君は無理だ。でもそれでいいと思う。覚悟なんていらない。いつまでもあの光溢れるステージに立ち続けよう。
川崎テツシ(STANCE PUNKS ex.武将)
俺たちは音楽に救われ、音楽に呪われているからもう救いはそこにしかないのかもしれないね。まぁ俺はまだ逃げられると思っているけど、君は無理だ。でもそれでいいと思う。覚悟なんていらない。いつまでもあの光溢れるステージに立ち続けよう。
川崎テツシ(STANCE PUNKS ex.武将)
LIFE IS WONDERを持って“もう一度”旅に出よう。
遠くなくてもいい、いつもの帰り道でも、ちょっとした散歩道でも
きっと新鮮な気持ちで、また違う何かに気付く事が出来る気がする。
そんな事を期待させてくれる、LOST IN TIMEの新機軸。嬉しい。
野原孝成(清水音泉)
遠くなくてもいい、いつもの帰り道でも、ちょっとした散歩道でも
きっと新鮮な気持ちで、また違う何かに気付く事が出来る気がする。
そんな事を期待させてくれる、LOST IN TIMEの新機軸。嬉しい。
野原孝成(清水音泉)
こんなにも人間味の溢れる音楽が胸に刺さらないはずがない。海北くんの声は正直で嘘がなくまるで魔法のように真っ直ぐ響く。高校生の頃、大好きな音楽を聴いて、ただただ前に向かって自転車走らせてたあの頃を思い出しました。
TORA(8otto)
TORA(8otto)
LOST IN TIME を漢字一文字で表すと[巧]。その[巧]具合、ますます増し増し。そして説得力もますます増し増しだね、このニューアルバム。
グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)
グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)
最初に一回聴いた時、思わず嫉妬してしまった。すごい。今のロストはすごい。力みも気負いもなく、ただただ純粋にニュートラルに、ロストインタイムがロストインタイムの音を鳴らしててる。言葉や音のひとつひとつに背伸びしてる感じや嘘っぽさが全然ない。がんばってる人は脆くて楽しんでる人が強いのなら、今のロストは完全に強い。強くてでかい。だからなんにも考えずにとにかく聴いてみて欲しい。
俺はこの曲達をはやくライブで観たい。
あの、来てる子達がみんな「俺のロストインタイム!」って顔で音に浸ってる光景をこの曲達で観たい。
小高芳太朗(LUNKHEAD)
俺はこの曲達をはやくライブで観たい。
あの、来てる子達がみんな「俺のロストインタイム!」って顔で音に浸ってる光景をこの曲達で観たい。
小高芳太朗(LUNKHEAD)
僕とロストインタイムとの出会は、吉祥寺のCD屋さんの視聴機。
「冬空と君の手」を即買いしまた。
あれから早十数年。
海北くんの歌詞は、より人間味を増して温かく、そして何より優しくなった。どんなメッセージにも「愛」がある。自己愛じゃなく、他者への愛。愛をもって突き放し、愛をもって抱きしめる。愛のある歌うたいが僕は大好きです。
また三人から紡がれる音が、なんとも心地がよい。常に新しい挑戦があって、変わり続けることで変わらない芯の部分がより一層際立って輝いている。
気がつけばリツオがロストインタイムでギターを弾いているなんて、なんか本当、ライフイズワンダーだなって思う。
自分のバンドメンバーが自分の好きなバンドやミュージシャンのサポートやバックで演奏していることが多すぎる。
これだけははっきり言っておきたい。俺が先に好きだったんだからな!つうか、俺の方が好きなんだからな!!!お前らボーカルじゃなくてよかったな!リツオ!ギターでよかったな!
と思ってたら、今回作詞で関わらせてもらって。俺、ボーカルでよかったな!作詞作曲してきてよかったな!ははっはははっ!!
ありがとうございました!!
中村マサトシ(THE YOUTH)
「冬空と君の手」を即買いしまた。
あれから早十数年。
海北くんの歌詞は、より人間味を増して温かく、そして何より優しくなった。どんなメッセージにも「愛」がある。自己愛じゃなく、他者への愛。愛をもって突き放し、愛をもって抱きしめる。愛のある歌うたいが僕は大好きです。
また三人から紡がれる音が、なんとも心地がよい。常に新しい挑戦があって、変わり続けることで変わらない芯の部分がより一層際立って輝いている。
気がつけばリツオがロストインタイムでギターを弾いているなんて、なんか本当、ライフイズワンダーだなって思う。
自分のバンドメンバーが自分の好きなバンドやミュージシャンのサポートやバックで演奏していることが多すぎる。
これだけははっきり言っておきたい。俺が先に好きだったんだからな!つうか、俺の方が好きなんだからな!!!お前らボーカルじゃなくてよかったな!リツオ!ギターでよかったな!
と思ってたら、今回作詞で関わらせてもらって。俺、ボーカルでよかったな!作詞作曲してきてよかったな!ははっはははっ!!
ありがとうございました!!
中村マサトシ(THE YOUTH)